Dr.Kの徒然日記-はてな支部-

健康専門の医師、Dr.Kの日々のつぶやきブログ

【選挙カーから聴こえる声に想うこと】

こんにちは、Dr.K(ドクターコージ)です。

 

初回投稿は実際の投稿を見ると、

少し読みにくかったですかね。

段落毎に改行を増やしてみます。

 

さて東京都やその他の地域で

行われている統一地方選挙

日曜に公示され選挙活動が開始。

 

街頭演説やTVの政見放送を除くと、

「(〇〇党の)〇〇です!宜しく御願い致します!!」

の連呼をしながらスーッと走っていく。

名前を覚えてもらう目的なので

良いとは思いますが、

ほとんどの人は意識してない様な感じ。

 

その中で珍しく路地をゆっくり走りながら、

「〇〇党の〇〇は、〇〇に反対します」

「〇〇党の〇〇は、〇〇を実現する為に頑張ります」

の様なことを30-60秒サイクルで

繰り返してる人もいました。

ただ名前だけ連呼するより頭に残ります。

ただ中国の独裁政権の党名と同じだったのが、

残念な気もしましたが。

 

マーケティングを学ぶ時に必ずと言って良いほど

学ぶのが「エレベーターピッチ」です。

 

元々は起業家が投資家に向けて行う、

興味を惹かせ話を聞きたいと思わせる

自己PRの為の文章のことです。

 

約30秒、文字にして約250文字くらい。

たまたまエレベーターで御一緒した、

投資家の記憶の片隅に残る様に、

と言う事でその時間になった様で、

「エレベーターピッチ」と言う名前からも

その目的が分かりますね。

 

まずは3-5分程度の自己アピール文を作り、

そこから絞り込んで作ることが多いです。

 

テンプレートとして有名なのがAIDMAの法則。

まず相手の注意(Attention)を引き、

相手の興味・関心(Interest)を捉え、

相手の欲望(Desire)を刺激し、

記憶(Memory)に残るキーワードを挿入し

アクション(Action)を得る。

Actionとは「ミーティング予定を取り付ける」

「連絡先や名刺を交換する」と言う感じ。

 

選挙の候補者さんであれば、

「名刺やビラを受け取ってもらう」、

「〇〇にある選挙事務所や

〇〇での街頭演説にお越し頂き、

私の想いをもっと知って頂く」、

「公式サイトや選挙広報で

自分のアピールを再確認して頂く」、

最終的に「自分や公認政党に投票して頂く」、

と言うのがActionですよね。

 

大通りを一般車に合わせて走りながら、

早口で名前だけ連呼されても聞き取れず、

「いまなんか話しながら選挙カー通ったな」

くらいにしか感じません。

せいぜい身内や知り合いの人が反応するだけ。

 

時間とお金を使ってるのに勿体ない気がします。

路地をゆっくり走りながら30秒程度話せば、

大体の人に最初から最後まで聞こえますし、

興味を持つ有権者も増えると思います。

 

ネット動画サービスやゲーム広告に、

その様な30秒動画を使える様になれば、

若い人達も強制的に見ることになります。

そろそろそう言う選挙活動が出来る様な

法改正があっても良い様に思います。

 

選挙活動に加えてオンライン投票も出来れば、

かなり政局は変化すると思いますが、

まだしばらくは無理そうですね。

 

政治家になりプロジェクトに関わったりすれば、

この様な事も新人議員向けのレクチャーで

教わったりするのかも知れませんが、

せっかく車に乗って大衆に声かけするならば、

多くの候補者がこう言うビジネス理論を応用した、

選挙カーでの声掛けをした方がよいのにな。

と思いました。

 

本日は趣味とも健康とも

全く関係のない雑感でしたが、

お読みいただきありがとうございます。